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毎日せかせか歩いてた道が、もうすぐ思い出の道になる。


いつもいつも汚ねぇーなと言って笑ってた部屋が、もうすぐただの四角になる。


噛み締めてるのか、それともただのんびりなのかは、明日が教えてくれるだろうが今は、ゆっくりと段ボールが積まれていく。ドサ、ドサ。


左開きの冷蔵庫から、ビールを一つ取りながら、今日初めて会った音楽を流す。


一つ、思い出を段ボールという箱に詰めて休み、また一つ思い出か、それとも埃かぶったただの物を段ボールという箱に詰めて休み、ゆっくりと段ボールが積まれていく。ドサ、ドサ。


休むたびに音が止まると、流れるのは時計の呼吸だけ。チク、タク。


気づけば長針がぐるっと一回り。あぁ、もうこんな時間。夜明けはもうすぐだ。


いいか、過去を振り返る時間なんて無いさ。生きていくのはいつも今、それと今より先だけだから。


なのに過去を感じながら、ゆっくりと段ボールが積まれていく。ドサ、ドサ。


あぁ、冒険者よ夜明けはもうすぐだ。早くしな。


止まってる暇なんてこれっぽちもありはしねぇぜ。段ボールを積み上げろ。ドサ、ドサ。


朝が来ても終わる気配なんてありはしないぜ。明日は引っ越しなのにな。


業者が来るぞ。
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by hey-yamato | 2013-05-31 03:41

くちづけぶるーす

2010年七夕の日、東京新宿の小屋で始まった舞台「くちづけ」は、 10月の北の大地で物語の幕を閉じた。


僕はこの舞台の作品に関わっていて、稽古中はうーやんという知的障がい者の役を、代役としてやらせて貰っていた。そして本番は、全ステージ前説をやり、客席から観ていた。


僕は日本一「くちづけ」を観た人間と自負しております。


それから3年の時が進み、2013年。幕を閉じた舞台は、今度は映画として幕が開いた。


この物語の根底にある、優しさ、悲しさ、怒り、憤り、笑い、愛、全てを残しつつ、映画ならではのエッセンスを混ぜて、また人間物語が届けられる。


知的障がいという題材かもしれませんが、この物語は小さな場所にある、ある家族の大きな愛に包まれた物語なエンターテイメントなのです。



グッド・バイ・マイ・ラブを口ずさみながら、僕は東京の新宿に、今度は映画館に足を運んだのです。
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by hey-yamato | 2013-05-26 19:49

業を姿勢で生き抜く者

ある役者の正しい姿勢と、役者道の厳しい業をみました。



魂が揺さぶられました。
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by hey-yamato | 2013-05-25 22:20

五月雨ぶるーす

終わってしまう夢を見た。この作品が終わってしまう夢を。転がってた石が止まってしまう夢を。


焦った。怖かった。終わったという達成感など未だ無し。


まだまだ転がり続けたい。まだまだ深く深く潜りたい。まだまだ。


俺なんてまだまだ。


もっともっと。


常に心の真ん中には毒に塗られた牙を持ち、頭で考えた事は手やら足やらを使って吐き出そう。もっともっと汗をかこう。


今日OKが出た場面は、台詞は二度と帰ってこないから。一瞬一瞬を集中して、魂剥き出しにして。もっともっと汗をかこう、俺。




五月のお天道様だって、一生懸命汗をかいてるじゃないか。



お天道様の汗が五月雨となって、そう教えてくれた五月の始まり。
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by hey-yamato | 2013-05-02 07:15

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